臨床美術を始めてから意識している「つくり-つくりかえ-つくる」。
これが定着してくると、臨床美術に限らず、普段の生活にも自然と取り入れられてくるようになります。
「つくりかえる」勇気 が湧いて
「つくりかえる」安心感 を感じるようになる。
不変が安心かと思っていたけれど
固執や依存になってしまっていないか…と
それまでは「当然」と思っていたこと「疑問」にすら思わなかったことに
ふと、目を向けるようになってきました。
そうしてやってみたのが
やめてみた
やめたみたをやってみた(笑)
そんなこともいくつか。
例えば
《トースター》
我が家にはトースターがありません。
平日の朝は必ずご飯だし、電子レンジやグリルにパン焼き機能が付いているので、問題なし。場所も取らないし、掃除の手間も一つ減りました。
《壁に穴をあけないこと》
画鋲やねじなどの穴。
リフォームした時にきれいな壁がうれしくて、それから10年以上、壁に穴をあけるのを避けてきたんですよね。
でもカラーボックスや突っ張り棚が増え、その割には物が収納できない。
しかも、昨年に、ステンレス製の突っ張り棚がゆるんで、私の頭の上に倒れてきたんです。
痛かった…。
そんなこともあって、DIYで可動式の棚を取り付けました!
あくまでもこれは
私が、今まで何とも思わなかったことや
こだわっていたこと
これは必要なんだ、と思っていたことに
「あれ?」
と思うようになった、という話の例で。
物に対することだけではなく
無料ニュースアプリ、とか、携帯ゲームのログインとか
自分が「やりたい」「楽しい」
と思っていやっていること
「習慣」や「こだわり」
そうしたところに、知らず知らずのうちに
自分を苦しめていることもあるんじゃないか、と。
思考の変換。
行き詰まり感や閉塞感がある時には
「これって、自明って思ってない?」
と距離を置いてみるのもいいかもしれないです。
そうすると
いろんなことでいっぱいいっぱいになった心に
ちょっと隙間(あそび)
ができるかも。
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